てぃーだブログ › 優しく包んで60年 › トピックス › Sister Golden Hair

2012年06月08日

Sister Golden Hair

Sister Golden Hair

室長です。

昔、昔、東京勤務時代、
正式の講座名は「バンキングイングリッッシュ」でしたが、
地方銀行員のための英語講座がありました。
地方銀行の若手行員に、実用英語と商業英語を習得させようとするもので、
ありがたいことに私も参加させてもらうことができました。

名前は忘れましたが、その時の先生が金髪の女性でして、
優等生ではない私は、いつも先生を弄って遊んでいた思い出があります。

英語の質問に対する答えは全て、洋楽のタイトルにしたり、
先生の家の電話番号を聞き出して、酒を飲んだ勢いで誘い出そうと、
公衆電話から電話をかけて洋楽のタイトルを連呼したり、
授業でスピーチをさせられると、皆の前で洋楽のタイトルや歌詞を羅列したりと、
意味もわからず、洋楽のタイトルや歌詞をネタに使っていました。

具体的には
「you really got me」「Baby you can drive my car」
を繰り返していたことを覚えています。

ある日、先生のお母さんがアメリカから出てきて、
生徒との懇親会に参加しました。
ブロークンながらも皆、必死に先生と先生の母親と会話をしていましたが、
私はここでも、ロッケンロールを交えた洋楽タイトルが中心で、
壊れた内田裕也のようでした。(壊れてなくても同じですが・・・)
たまにお母さんから質問がくると
「Please give me the daughter」で通したりしていました。

居酒屋での懇親会でしたが、陽気で気さくなヤンキー親子と、
英語下手くそ地方銀行員の宴は、かなりの盛り上がりを見せました。
そして、そろそろ楽しい宴も終わりに近づいた頃、
誰かがこんな質問をお母さんに投げかけました。

「Whom do you like in this? 」
「Who is suitable for your daughter in this? 」

お母さんはすかさず、私の名前を挙げました。

娘もすかさず、
「No~」と叫びました。

懐かしい、「金髪先生」の思い出話です。




同じカテゴリー(トピックス)の記事
原爆の日
原爆の日(2015-08-06 15:19)

ジャイアンの友達
ジャイアンの友達(2015-08-05 09:57)

ジミー・ペイジj
ジミー・ペイジj(2015-08-04 10:10)

魔法のバイク
魔法のバイク(2015-07-29 09:13)

ビリ男
ビリ男(2015-06-23 11:05)


Posted by miyapake at 15:37│Comments(0)トピックス
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。