2012年08月28日
日本語が通じる相手かどうか?
「製造業がIT投資を行う項目」
おはようございます、室長です。
いよいよ明日からITベンダーのプレゼンテーションが始まります。
調査提案を請け負っていただいた4社から1社に絞り込む作業が始まります。
約3ヶ月間の資料のやり取り、面談等の調査で、それぞれの担当に人情を感じていますので、
豆に通い当社の弱点を研究し良い提案をしようと一生懸命な姿の3社の労苦に報いることができない辛さを感じます。
ビジネスライクに考えれば、「競争だから当たり前」と単純に割りきってしまえばいいのかもしれませんが、
ここは沖縄、我々は地元志向の中小企業、職員も、もう少しでウンケーしてウークイするシマンチュ、
シマンチュ同士での競争は心が痛い、それでも1社選ばなければいけないのです、仕事ですからね。
どうやって選ぼうか?
色々な細かい条件もありますし、価格の影響も大きいでしょう、プレゼンの中身も提案書の緻密さも大事なんですが、
何といっても、
「日本語が通じる相手かどうか?」が最重要なんです。
日本語の難しさは、わびさびです、情趣、感情をストレートに表現しないところにあるのです。
だから行間が読めるか?ニュアンスを捉えているか?
理想は「ツーと言えばカー」、「山」と言えば「川」、
「ドレミファ」と言えば「ドン」、「ターガヒーガ」と言えば「プ-」なんです。
沖縄の人はもともと、独特の方言のせいもありますが、語彙の弱さから日本語の表現力に劣ります。
「あれを、これして、ばーとやって、あんし、だーっとなって、かんし、あんないんやさに」みたいな、
特にIT言語なんて外国語以上に意味がわかりませんので、うまく汲み取ってくれるプロフェッショナルと付き合いたいのです。
一言で表現するなら「相性」です。
相性の合うベンダーを見つける、赤い糸で結び合っているカップルのように、引き付け合うベンダーを見つけたいのです。
密かに、当社自体にある「行間を読めない」不器用さを、ITで何とかしたいと思っているのです。
Posted by miyapake at 11:14│Comments(0)
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