2012年09月07日
プリンセスプリンセス
先日、東日本大震災復興チャリティーを目的に再結成されたプリンセスプリンセスのドキュメントを見ました。
プリプリのリアルタイム世代ではありますが、私自身熱心に聴いていたわけでは無く、
流行っていたから耳にした程度ですので、再結成に特に感慨深いわけではありません。
プリプリと言うバンド名からして女の子女の子していたのだろうとの先入観もありましたが、
ドキュメントを見て思ったのは、このバンドメンツ、かなりの「男前」達なんです。
解散後家庭に収まり、一般の主婦、教育ママに専念していたようで、当時のオーラはありませんでしたが、
10年間手にしていなかったスティックでドラムの練習をする姿、失っていた感を取り戻そうと努力するおばさん、
長時間大音響の中にいることができなくて練習の途中でスタジオの外で休むメンツ、
他のメンツが帰った後、一人でキーボードを叩く痩せたおばさん、
今もバンド活動を続けているけど、ギターケースを担いで電車で移動する派手なおばさん、
音楽学校の副校長として、若い生徒に事細かく、人生を含めた指導を行う、やり手っぽいおばさん、
芸能人の奥さんだし、印税もガッポガッポのはずの奥居香でさえ、頭は子供の教育でいっぱいな感じで、
鼻につくセレブ感はありませんでした。
化粧っ気も少なく、道ですれ違っても一世を風靡したバンドメンツとは思えない普通のおばさんたちに、
「潔さ」を感じると共に、必死に練習を重ね、立派にライブステージをこなす姿に心地良いものを感じました。
「再結成どうですか?」的な質問に、
「長いこと会ってない親戚に会うような面倒くささはあるけど、楽しいよ」の答えも、なかなかの男前でした。
夜のヒットスタジオで芳村真理の一言にキレて、二度とその番組には出演しなかったという伝説を持つプリプリ、
当時から、男前だったんでしょうね。
健さんに続き、「男前」で締める週末金曜日です。
Posted by miyapake at 09:30│Comments(0)
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