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2014年11月10日

モンスター社員

モンスター社員

こんにちは、室長です。

30代でリクルーターをやっていた時にいつも気を付けていたことが「採用リスク」です。

一旦、採用してしまったら簡単に辞めさせることはできないと言うことですね。

大卒の3年以内の離職率が3割というニュースが最近ありましたが、

自覚して辞めてくれる分にはいいわけで、

不満を抱えた危険分子にいつまでも居座られると、

ケースによっては、大きな損失を企業が被ってしまいます。

人間をよく見て、洞察力をフルに発揮して採用にあたらなければ、

「モンスタ-社員」に悩まされる上司が増えていくのです。

厚かましくて、非常識で、利己的で、無神経で、超KYで、マイペースで、

それでいて、変に知識が豊富で、自分を守ることに長けている若者が存在するのです。

中小企業の採用決定はこれからでしょう。

採用時の注意点を以下にまとめておきます。


(1)愛想が良く、しばしば面接担当者を持ち上げるタイプ
 
 「正式な社員になったからもう簡単には自分を追い出せないだろう」と思ったとたん、
 態度が豹変し、好き勝手に振る舞う


(2)採用者の顔色や反応で態度がコロコロ変わるタイプ

 態度をコロコロ変える人は、本音では不誠実だったり1人でストレスを溜め込みある日突然暴発したりするなど、
 結果的にトラブルの元にもなりかねない


(3)「人の役に立ちたい」という意識が感じられないタイプ

 自己中心的な態度に陥りやすかったり、自分の都合の良いように会社を利用したりする可能性が高い。


(4)退職理由がいつも“職場の人間関係”であるタイプ

 もしその転職理由が、いつも“職場の人間関係”だったとしたら、おそらく問題の多くは本人の側にある。


(5)「自分が・・・してやった」等の表現が目立つタイプ

 自分の話題になると、エンジンがかかって早口でまくし立て、「社内で一番」などの“最上級表現”を乱発し、
 目つきはギラギラ、得意満面の笑みを浮かべたり、あるいはあごを斜め上にしゃくりあげ、
 斜め下を見下ろすような表情をしたり(いわゆる“上から目線”で斜に構えたような態度、でしょうか?)、
 少しでも疑いや客観的な意見を挟むと、とたんに不快感をあらわにするようなタイプは要注意


私個人としては、本質的な謙虚さを求めます、表面の態度や言葉に惑わされることはありません。

言葉の端々、言い回し、表現、表情、行動パターン、過去のエピソード、色々な情報を組み合わせ、

深層心理を図るような面接を行います。

ニコニコ笑いながら、冗談で和やかな雰囲気にしながらも心の中を捉えようと、

観察眼を駆使しているわけで、その様子はまるでモンスターのようなのかもしれません。



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Posted by miyapake at 14:29│Comments(2)経営
この記事へのコメント
自分のことを言われているのかと思いました。
(半分は該当しているような…)
会社を壊すつもりはありませんが。

ただ会社に養ってもらっていれば安心とも思っていないです。
(前の会社が新卒入社後2ヶ月で倒産したこともあって…)

自分の出来る提案はしたいと思っています。
それを決めるのは社長の選択だと思っています。
そして共に行くかは部下の選択だと思っています。
Posted by デザイン崎原 at 2014年11月18日 18:11
デザイン崎原くん

コメントありがとー!

簡単に言えば、KYな人たち、
気が利かない人たち、
まわりに気配りができない人たち、
結局、優しくない人たちなんですよ、モンスターって。
常に自分中心だから周りが見えないわけです。
損したくないって気持ちが強過ぎる人って、
友達でも嫌なものです。
Posted by miyapakemiyapake at 2014年11月19日 09:37
 
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