てぃーだブログ › 優しく包んで60年 › 経営 › 沖縄三越の閉店

2014年05月14日

沖縄三越の閉店

沖縄三越の閉店

おはようございます、室長です。

本日のニュースに沖縄三越が9月いっぱいで閉店する記事がありました。

「山形屋」を知らない世代が当たり前になっていますが、

これからは沖縄三越も知らない世代が生まれてくるのかと思うと、

国際通りで青春時代を過ごした年代として、

時代の移り変わりと経済環境の厳しさに、寂しさを覚えてしまいます。


久茂地の「ホテルロコアナハ」に「リウボウ」があった頃、

そこをスタートに安里まで行ったり来たりを繰り返していました。

喫茶店巡りでは、パルテノン、インディア、ホワイト、モンブラン、ファンンタジア、

インシャラー、カトリーヌ、センパチ、ピット・イン、月光、トレヴィで安里にたどり着きました。

途中で「山形屋」と「三越」に寄り、

信号を渡って「ショッピングセンター」の地下でピンボールをやッた後、

カレー専門店でビーフカレーを食べるのです。

気が向けば、栄町ボーリング場で「スマートボール」をしたり、

隣のパチンコ屋さんには、なぜか高校生がカバンを置くスペースがあったりしました。

ビッグ・モンのソフトクリームが美味しかったですね。

実は、家人との出会いも国際通りでのナンパなのです。

変わりゆく青春の街並み、世代交代の大きな波が、

止めどなく我ら「5無主義」世代を飲み込んで行くようです。


企業としては、飲み込まれず、環境の変化、海練に乗っていける、

柔軟性や対応力が存続の鍵です。

それには、波を見極め乗っかる方法を見つける能力が重要です。

金秀のスーパー進出初期、サンエーの出店ラッシュ前、

イオンの県内出店、ダイエーの撤退等々、

今思えば、沖縄三越にとって、

その時点で波を読み大胆な改革が必要だったのかもしれません。

改革を決断するタイミングが重要だと感じるニュースでした。

「遅きに失する」ことの無いよう、常にアンテナを張りつづけなければ、と思う次第です。



同じカテゴリー(経営)の記事
東芝
東芝(2015-07-27 11:32)

ダンボールの可能性
ダンボールの可能性(2015-03-26 13:36)

二股
二股(2015-03-18 13:30)


Posted by miyapake at 10:40│Comments(2)経営
この記事へのコメント
本当に残念なニュースですね。
老舗だっただけに、、、、

奥様との出会いが国際通りとは
新鮮に感じますね(^-^)
Posted by minminminmin at 2014年05月14日 16:06
minminさん

いつもありがとうございます。

国際通りはショッピングの中心地で、
映画が見れてゲームが出来る場所、
若者の集まる場所だったんです。
今みたいに観光客しかいないなんて、
想像できない時代でした。
古い時代が新鮮に映ると一回りした感じですね!
Posted by miyapakemiyapake at 2014年05月14日 16:21
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。